「大好きなジンベイザメを部屋にも泳がせてみたい」
1人のこどもの思いから始まった“海のプロジェクト”

色や質感などこだわりを持って作ったジンベイザメでしたが、年下の友だちから
「何のオバケ？」
と言われてしまい、悔しい思いをした5歳児たち
その後、アトリエにて研究を続けてきました

「口がからだの下にあって、曲がって悲しい顔してた」
「からだは四角だと思ってたけど四角じゃなかったんや」
とジンベイザメにはじまり‥

「エイは顔が下にあったら下にしか進めへん。どうするんやろ？」
「カニってじゃんけんできないよ。だってずっとチョキしてるもん」
「チンアナゴってでたり隠れたりしてるやん？怖いんやったら見んかったらいいのに」

こどもたちは、対話しながら周りの生き物にもどんどん興味が膨らみ、自分の気づきや考えをともだちと伝え合うことで、言葉による表現力、他の人の意見を聞く姿勢等、様々な力が培われていきます